協働誘発型組織と自主自考人材が持続可能な成果を紡ぎ出す(株)リンクスビジネスラボラトリー
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代表山田主規コンサルタントコラム

こんにちは。

 

リンクスビジネスラボラトリー代表の山田です。

 

「経営理念」の効果的浸透法についての第6弾。

 

今日は、経営理念浸透ブレーキである

「理念の押し付けによるメンバーの抵抗」解除のための、

具体的方法をご紹介します。

 

これは、当社やコンサルティングの現場で実践してみて、その効果が実感されたものばかりで、

 

「どんなにアクセルを踏んでも、大理石に水をまくように理念が浸透しない」

と感じている組織ではとても効果的な方法です。

 

理念浸透の土台として、「心理的抵抗」への対応が必要不可欠となります。

そのポイントは以下の4つとなります。

 

1.タイムリーな情報の開示がある

2.経営理念に対する自らの意見・アイデアを発言する機会がある

3.自分の意見やアイデアがどう反映され、何故反映されなかったかを知ることができる

4.双方向の対話を心がける

 

 

1.タイムリーに経営理念構築状況の情報開示をする

通常、経営理念は、経営陣や幹部等の一部の関与者だけで作成していく場合が少なくありません。

大切なことは、「推進関与者だけの出来事」としないことです。

今、どんな話し合いや議論がなされ、どんな状態にあるのか。

組織全体のこととして、時には社内報で、時には口頭で、ことあるごとに、適時開示していくことが欠かせません。

 

2.経営理念に対するメンバーの意見・アイデアを発言する機会を設ける

上述の情報開示とともに、組織全員の意見やアイデアを汲み取ることが大切です。

食事会やミーティングやグループヒアリングなど、何らかの形で経営理念について説明し、

その上で、彼らの話しを聞いていきます。

 

3.自分の意見やアイデアがどう反映され、何故反映されなかったかを伝える

さらに、大切なことは、自分の意見やアイデアが、経営理念にどう反映されたのか、

取り入れられなかった場合は、何故取り入れられなかったのかを機会を設け説明していくことが欠かせません。

※決して、汲み取った意見やアイデアを採択しなければならないということではありません。
 そのプロセスをきちんと伝えることが重要です。

 

4.双方向の対話を心がける

この方法のポイントは、

「しっかり相手の話を聞くこと」と「きちんと説明することと」

と言った、コミュニケーションが鍵となります。

 

以下にそのポイントを記載させて頂きます。

 

 (1)相手の話を受け止める
   相手は何を言いたいのか、言っているのか、どんなに違うと思っても、
   耳が痛くても先ずは受け止める。相手の立場を理解する

 

 (2)心の声を伝える
   自分の気持ちや考えを誠実に伝える

 

 (3)相手にわかりやすく説明する
   経営理念の必要性、背景、事例、根拠などを相手が理解できるように、
   相手がイメージできる言葉で伝えていく。

 

いかがでしたか?

 

この「心理抵抗ブレーキ」を解除するだけでも、経営理念の浸透は大きな進展を図ることが可能です。

そして、他社にはたやすく真似することのできない「経営理念の浸透」が実現できたとき、

 

そこには、計り知れない価値が出現することは、多くの企業が実証しております。

経営理念が「経営の土台」とお考えのビジネスリーダーの皆様。

 

是非、この機会に「ブレーキ」を点検してみてはいかがでしょうか?

 

思いの外、組織がパワフルに生まれ変わります!!

 

次回:「どうして、メンバーは抵抗するの!?」に続く